2015/10/04

Endless Summer / Chapter Three


20150919sat - 22tue 最果てのうるま・第三章

八重山諸島の方言で、ぱいぬ島(南の島)とか、ベスマ(我らの島)と呼ばれている。
隆起珊瑚礁から出来た波照間の最高峰(島の中央)は60m弱である。
海岸線長は15km弱で島の外周道路を休憩無しで自転車で走れば1時間ほどで一周できる。

波照間島のさらに南には、パイパティローマ(南波照間島)があるという伝説がある。
これは沖縄に伝わるニライカナイ伝説に通ずる同類の物語なのだろう。
豊穣や生命の源であり神界でもある。そして魂はまたそこへ還るのだという。

波照間で二日も過ごせば島のおおまかな概要や土地勘はだいたい把握できる。
もちろん文化や風習等、一朝一夕ではとけ込めない歴史は別だが。
それに島の人々は優しく愛嬌者が多い。閉鎖的な田舎の障壁はなにも感じない



南の島の夜明けは内地より遥かに早い。
波照間に生息する野鳥達が今日の黎明を告げてくれる。


辺りがすっかり明るくなる前に冷蔵庫からオリオンを一缶持ち出す。
庭の椅子に腰掛けて朝プシュッ!をグビリグビリとやるアル中ハイマーが独り。


ゆったり、まったりな朝食後は島内の散策に出かける。
今日はレンタサイクルはキャンセルして一日歩くことにした。


花hanaは本日はお休みのようだ・・・


波照間らしいデザインのマンホールとハイビスカス。


波照間のJAはまだ開いていなかった。


其処彼処で見受けられる赤色の琉球瓦は美しい。


少し古い琉球瓦。かなり朽ちた琉球瓦。
多様な風情を感じさせてくれる。


波照間で一番大きな商店が名石共同売店。
ここだけは唯一昼休みを取らずに営業している。


役所や駐在所や診療所に学校が集中している島の中心地である。


波照間唯一の診療所。


ふれあいセンター前の広場。


波照間小学校。


はてるま保育所。


南国ムードたっぷりな住宅街。


ぶどぅまれーのソーキソバも興味があったのだが時間外だった・・・


波照間の廃屋・・・朽ちて傾いた琉球瓦が何とも言えない雰囲気を醸している。


日本最南端のコンビニ(南共同売店)。


請福の黄色い暖簾が素敵だわ〜



オサレなククルカフェもオープン前だとさ・・・


散歩途中・・・どこかのお宅で飼われているであろう鳥が二羽。
種類はまったく分からない・・・



kumiちょが並んで歩いても怖がらずかなり人慣れしているようだ。


ひまわりcafeもモーニングが終わりランチまでお休みタイム。
丸友売店は商品もガラガラでオバァ二人が僕には分からない琉球語で喋っていた。


そしてこちらが日本最南端の警察! 波照間駐在所。

余談だが・・・波照間に上陸してから昼間に複数回目撃したロードレーサーがいた。
トライアスロンかロードレースをバリバリにやってそうな男性だった。
内地から輪行して波照間でトレーニングかぁ?と想像していた。
後で聞いた旅館の主人の話では波照間唯一の警官が、そのロードレーサーらしい。


どっこも開いてないので。島内ヘビロテ中の「あやふふぁみ」でランチタイム♫

波照間産の豆類やバナナ、カボチャに黒糖や自家栽培のコリアンダーなど
十数種類のスパイス満載のインドカレーはマイウー♫


午後からは、はこな旅館主人のユルい大号令で釣りに出かけることになった。


最初に向かった高那崎の狭い磯は先客が居てアウト!
ならば、仕方ないね〜と港に向かう。


はこな旅館常連さんの男性もご一緒に港でサビキ釣り。
イラブチャー以外はイズスミのオンパレード。
2時間ほど遊んで食材確保してフィニッシュ!


宿に戻ってからは、kumiちょ絶賛お勧め中の「みんぴか」へ、かき氷タイム♫


きな粉たっぷりの黒糖スペシャルは内地では経験の無い新食感だわ〜♫


夕刻はサンセットを期待してニシ浜へ、XT-1持って散歩に出かける。


午後6時くらいだったのだろうか・・・
サンセットを期待して集まる観光客もそこそこいた。


水平線の向こう。遠くに見えるは日本最西端の与那国島だ。


期待したサンセットは雲に邪魔されて水平線へ・・・(残念


誰かに飼育されているであろう野良ヤギは其処彼処に・・・


今宵の乾杯の儀は・・・まったくもって論外なのだろう・・・
kkたんとスロトレさんにだけは謝っておこう(笑


今宵も美味い魚と野菜。


肉も根菜も些細なところで繊細な味と技は堪能できました。


ここの味付けは簡単に真似出来ないとkumiちょ巨匠の一言があった・・・


やっぱ伊達にトーキョーで汗水たらして修行してないんだよねぇ♫


で、今宵も魅惑の『泡波」いっちゃうでしょ〜♫


明日は石垣に戻らなければいけない日。
波照間ラストナイトをドンチャン♫ゆんたくしたのはいうまでもない(嬉々

6 件のコメント:

  1. こらこら
    そうそう人の名前を本文に記するのは違反ですぞ^^;
    で?
    T目とか、W間とかの御開帳シーンは?まだ先ですか^^

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  2. エロトレさん?じゃなかった?スロトレさん?

    造反はオッケーでつかw?

    で、「御開帳」か〜・・・(遠い目
    いや〜何気にめっちゃ懐かしい単語です(笑
    大昔の文豪@宇能鴻一郎を思い出します(爆

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  3. 昨夜は早い時間から酔ってたようで、下らんコメントごめんなさい
    T目とかW間って・・・逆やん
    ってか、そこじゃなくて
    素晴らしい琉球訪探記ですね、コンビニ事情もなかなか面白いし
    料理の一品、一品がやっぱり違いますねー
    実はエエ歳こいて沖縄って、仕事でスルーしたことしかないのでつ(涙)
    あ、最後の泡波ボトル画像、なかなか色っぽくて好きです^^

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  4. スロトレさん

    らしからぬ、とりとめのないコメントありがとうございます(笑

    山も良いけど、たまには仕事以外で八重山諸島へメンソーレー♫
    泡波ボトル画像お褒めの件はありがとうございます!
    それにしても近年お互いにアル中ハイマーが加速しているような・・・
    長生きしましょうねぇ 猫よりわ(笑

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  5. まさに島時間を満喫されてますね~。
    八重山は独特の文化があって好きです。
    ゆったり島時間を歩いてすごすというのも良いですよね。
    何気にすれ違う動物や植物でさえ興味の対象になるので
    1日中楽しめる感じです。周りは山ばかりの方が多い中でこうして
    南の海も魅力を語ってもらえるとなんかうれしい気持ちですw。
    私も実は海派というか島が好きなんで。

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  6. ikajyuちゃん

    島時間って言葉が心地良い響きですね♫
    確かにゆったりと流れる島時間を堪能してきました。
    例えば登山でも早めに着いたテン場でまったり過ごす午後は、
    何故かゆったり時間が流れているように感じますよねぇ。
    海や山の恩恵は間違いなくあるのですが、余裕を持って行動し
    贅沢に時間を余らすことが秘訣かと最近思うのです。
    宴に関しては山でも海でもドンチャンだわ〜(笑

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